【完】意地悪な後輩君の笑顔にきゅん♡







それで私の顔は火が出そうなくらい熱くなって
両手で、顔を隠した。



「隠すなよ。お前の顔見たい。」



そう囁く彼の声が私の中にスッと入ってきてまた顔が熱くなる。



今度は全身が。



冬の寒さなのに、私の体だけは夏みたいで。




「おい。香琳……顔見せろって……」



また囁く。



私は顔から手を離した……―――