【完】意地悪な後輩君の笑顔にきゅん♡






「最低でしょ……?」


「お前勘違いにもほどがある。」


「え……?」



何……?



「アイツは俺の姉貴だ。」



「え?」



「そ、そうなのよ~ごめんね……?香琳ちゃんだっけ?」



私は真実を聞いて恥ずかしくなった。




「勝手に俺と姉貴をくっつけんなよな!」


「…っほんとに…」



「え?」



「ホントに元カノとかだったらどうしようかって思ったんだからね!!!」



私は座る私の高さにしゃがんでくれている廉也君の胸を叩いた。



「ホントに…っほんとに……」



黙って私のわけのわからない言葉に付き合ってくれている廉也君。