いつの間にか空は暗くなって、

また歩き出す。

今度は屋上についた。

いつも座ってるところに腰掛ける。

そこは、

屋上から落ちないようにしてある

柵の上。

下を覗いて考える。


…飛べるかな?私でも…


その時


おいっ!!!

…?

なにしてんだよっ!


その声と共に柵の上から

屋上の床へ降ろされた。


なにしようとしてた!?


皆が一斉に聞く。


なんもしてないよ

あそこが落ち着くんだ


そのまんまを答える。

しばらくお節介を食らった。

でも結局、聞こえないんだ。

胸にある黒い闇が邪魔するの。