起きると、四時間目が終わる頃。 荷物をまとめて、 終了のチャイムと共に教室を出る。 家にも、学校にも、居場所なんてない。 …屋上、いこっと。 一人で向かう帰り道。 家に近づくに連れて、 手が震えた。 怖くない、怖くないのに… 夏にはいる前、寒いはずはない。 なんで私はこんなに怯えてるの。