With 〜十字架と白薔薇〜








また私にメットを投げ渡してきた。






それを受け取る。






私はまだ、総長して
彼を睨んでいた。






その様子に彼は不敵な笑みを浮かべ
ハハと、笑われていた。






「俺は、女には困ってない。」






と、ドヤ顔で言い放った。





そうだとは思っていたというか
わかっていたけど。





やっぱりなめられたんだと思い
腹が立ってくる。





だけど、あいつは気にせず
乗れよと言ってるように
んっと首を後ろに振る。





なんだかよくわからないまま、
ここに置き残されるのも困るから
乗りたくない気持ち半分で
バイクにまたがった。