ダメだ。 しっかりしなきゃ。 総長としての自覚を失ってはいけない。 総長らしく、凛と、冷静に。 強く。 みんなを引っ張る存在なんだ、私は。 みんなが着いて行きたいと、思える人じゃないと。 私はパンパンッと頬を叩き、 深呼吸をした。 「よし。」 今日も倉庫に行かなきゃ。 こういうときこそ、 自分の居場所にいないと 落ち着かない。 私は机にかけていたスクバを肩にかけ マフラーを首に巻き、教室を出た。