With 〜十字架と白薔薇〜







そんな私たち四人を見て、
なんやら周りがさらにざわついてる。






「輝蓮の総長と華凛の総長が一緒にいるなんて。」

「このツーショットって、ありえない!」

「幹部までお互いいるじゃん!」

「なになに、何か抗争でも始まったのかな?」

「でも、暴走族とレディースって抗争しないんじゃなかった?」

「ましてやどちらも関東No.1…」





確かに、この景色は
かなりの見ものかもしれない。





周りのざわつきに気付いた響が
ハッと何かを思い出したように
私の耳を見る。





「白薔薇のピアス…」





ヤバいっと思ってとっさに耳を隠したけど、やるだけ損で。