私は音楽室を出て

屋上の階段で伏せっていた。


「…どうしたの?」

声をかけてくれたのは舞緒。

「私…似合わないなんて言ってないのに…誰も信じてくれなくて…」

私は涙を流しながら
舞緒に話した。

「…私は信じるよ…」


「うわぁぁぁぁんっ!!」

私は泣き崩れた。



舞緒の優しさに触れて。

ありがとう…舞緒



舞緒と一緒なら

戦っていける気がした。


ねぇ…私頑張るよ。

絶対 卒業してやる。