((短編))花火よりも、



「私は可愛い光も好きだよ?」

...。
だからなんなのこの沈黙!


「おまえさあ、」

なにって言おうとして、出来なかった。

ただ唇に何か柔らかいものが
触れていた。

「可愛いすぎ。
俺よりお前の方が可愛いから。」