時刻は四時過ぎだった。 学校から家(実家)までは自転車で15分ほどだった。 最近は日が暮れるのも早く辺りは暗くなりはじめている。 1日1日が早く終わるように感じるのは、就活に追われているのと、この日の短さからなのだろう。 就活鬱のため、そんなに焦る気になれない僕だった。 そんなことを考えているうちに、家に着いた。