「えー」
先生はだるそうな顔で言った
「さ、行きましょうせんせっ」
あたしは嬉しい感情が出てしまいかなりテンションがあがった

「俺がいつ木下をいじめたんだよ」
先生がぼそぼそ呟きながらダンボールを持って歩いていた

「先生、あたしをいじめた罰としてもう一つお願い」
あたしは背の高い先生を背伸びして目の視線を合わせた

「ん?」

あたしを横目で見て返事する先生