それから1時間後ぐらいに 先生が上から降りてきた。 「何かすみません…寝ちゃったみたいで、」 「いいのよ、お酒を飲ませたあたしも悪いんだし」 お婆ちゃんはニコニコ笑いながらそう答えた。 「一月君酔いさめるのはやいのね、羨ましいわ」 叔母さんがそんなことをいう、それもそうだと思う。酔っ払った人って寝たら大抵次の日に起きるとばかり思ってたから。 「じゃあ僕はそろそろ…由良行こうか」 先生が立ち上がると同時にあたしも立ち上がる。 「いってきまーす」