うん! 忘れようっ! あたしは写真のことを胸の中に閉じこめることにした。 それから時間が過ぎ 夕日が沈みかけていた。 なんだかあっという間だった。 「さて、俺らは帰りますか。」 鳴海が遼クンに声をかける。 「だな。」 「あたし達も帰る??」 葉月が片づけを始める。 「だね、由良はどうする??」 「んー、あたしも帰るっ」 夏休みだからと言って、先生の家に居座るのはどうかなって思うし…