次の日は 早速勉強会がはじまった。 「っ…した」 ペチン 「痛っ」 いつものように前髪をあげていて デコに平手がクリーンヒットした。 「先生ぇ」 あまりにも痛すぎて 半泣き状態だった。 「話聞いてたか?」 「あ…すみませんっ」 「どうした?何か変だぞ」 だって… あたしにはまだ気になることが一つあった。 やっぱり… 昨日みた写真のことがどうしても頭から離れなかった。 そりゃ…先生にだって彼女ぐらいいただろう…初めて海に連れて行ってくれた時 "最近振られた" って言ってたし…