ラブサプリ


「どうした?何か考え事か?」

「……」

あたしは黙ったままだった。
考え事…というより…

「テストのことか」

「…っそれは」

図星のあたしは動揺を隠しきれなかった。

「知ってたよ、」

え…

「…すみま…せん」

「何であやまる?」

「だって、一月を騙した…みたいじゃないですか」

あたしはつい俯く