「お返し」 なんて笑いながら言ったけど。 ぶっちゃけ、あたしがしたかったからだった。 勿論、お返しって意味も込めて。 「ガキが一丁前に」 呟きながら 顔を俯かせる 先生の顔はまた…さっきより 真っ赤になっていた。 ついつい可愛くて仕方ないって思うあたしって馬鹿? …馬鹿でもいいもん 先生を好きな気持ちは誰にも負けないしっ! ぎゅっ 真っ赤な顔の先生をあたしは思い切り抱きしめた。 「早く準備しましょうっ」