ラブサプリ

「先生っ!」
あたしは大きな声で先生を呼んだ

「う゛ー」
それに気づいたのか先生は片手で目をこすりながら唸った。

「おはようございます、今日は学校ですよ」
そう言ってあたしは時計を指差す。

「ん、ああ…そろそろ起きよっかな」

「はい、おはようございます。手はなしてください」

「木下…冷たい」
ぼそぼそ独り言を言いながらあたしの腕を離す。
「朝ご飯作ってきます。」
そう言ってあたしはキッチンに向かう