あたしは先生の言うとおり自分の部屋に戻った。

『もう大丈夫』


その一言があたしの胸に響いた。


何が、大丈夫かなんては正直よくわからなかったけど

先生が大丈夫って言うんだから大丈夫なんだ…

あたしはそう思った。



「んじゃ、お休み」

部屋までついてきてくれた先生は最後にそう言ってあたしのでこにキスをした。



「おやすみなさい」
少し顔が赤くなったあたしは俯きながら先生にそう言った。