ラブサプリ

「へえー今そんなのやってんだ」

ふーんと言った表情であたしのノートを見つめる先生。

「すぐ終わるから待っててください」
シャーペンの芯をノックで出しながら言った

「俺が教えてやろうかぁ?」

「いいですよ〜早く終わらせたいし」
早く終わらせて先生とお出かけしたいし、午前中に間に合わなくなってしまう。

「もうちょっと甘えてもいいじゃん」

「何です?」

「いやなんでもない。」
先生が何やら呟いたけどあたしには聞こえなかった