お前は俺のもの

「じゃー次号 俺と組んで。デートスポットで。」




その意味を まだ気付いてない孝子
躊躇いながら返事をする




「わかった。」




「意味わかってる?」




頭を傾げる孝子に 山下は大きなため息をする





「あーーー。もうはっきり言う。俺と付き合って。」




「え?」




「結婚を前提に。誕生日には 間に合わなかったけど いつかは結婚するから。」




前 由菜に聞いた
”20代で結婚したい”と言う孝子を思って言う山下




「返事は?」




素っ気ない態度の山下
照れ隠しらしく 顔は赤い




「私で良いの?年だって・・」




孝子は山下より2歳上 それを気にしてるんだろう




「関係ない。」



その言葉に孝子は涙した