お前は俺のもの

「ちょっと待て!お前らの痴話げんか聞きに来たんじゃねーよ!やらしてくれねーからって 俺らに言うなよ!」




呆れた山下君が言う



その隣では 驚いてる孝子さん




「お前のせいだろ。お前がはっきりしねーから 由菜が心配してんだよ。男ならバシッといけ!」




「水城さんに言われたくないな~。1年間も片思いしてたくせに。」




今度は那月と山下君が言いやいし出した



なんか上手く行く自信ない




「由菜が鈍感過ぎたんだろ。」




「え?私?」



「そうだよ。水城さん わかりやすかったのに 鈍すぎる。」



私 責められてない?



「そーだよね。由菜 鈍感だったもんね。」




孝子さんまで・・・



私 そんなに鈍感なの?




那月を見ると ニヤリと笑ってる