剛ってやつは、顔もイケメンだし
優しかった。
だから、女が剛の事を好きになる
って事は多かった。
その分私と喋ると
女の嫉妬でそりゃあもう
睨まれるわ、ぐちぐち言われるわ
それわもううざかった。
だけど、そこまで、気にしてなく
あ、うざーそれぐらいだった。
そんな日が続いて2週間。
そんな日が続いて2週間。
女に呼び出しをくらった。
めんどくさー、とかも
思いながら
サボってもあとあと面倒だから
行くことにした。
呼び出した場所は、
空き教室で
ベタな体育館裏とかじゃなかった。
鍵を閉められそれわもう
ぐちぐち言われた。
途中から男たち10何人入ってきて
私も喧嘩とかもまだまだ弱い方だったし
疲れ切っていた
みんなを殴り終えて
行こうと思ったら
こいつら、糞男が仲間を呼んだらしい。
沙羅『まだ、いんのかよ…ハァハァ
も…うむ…』
そう むり と言おうとしたら
バンッ!
思いっきり蹴られたドアを見る。
剛『大丈夫ー?沙羅』
沙羅『…ご…う…?』
剛『女の子相手に卑怯だね?
だから、モテないんだよ♡』
そう、最後にハートがついてそうな
感じに言った。
剛は凄く強くて
圧勝だった。


