それから、昼休みを2人で過ごし教室へ戻った。

私の席に戻ると、机の上に一枚の紙があった。


折りたたんであった紙を開くと



“放課後、話したいことがあります。
屋上で待ってます。

宮川輝”


宮川輝くん。
私のクラスメートで、席が近いから、よく話す友達。


イタズラかな?とも思ったけど、
輝くんをチラッと見ると、輝くんは私を見ていて、



お・ね・が・い



そう口パクで私に伝えてきたし、
いつものおちゃらけてる雰囲気とは違って、

真面目な顔をしているから、真剣な話なんだと思った。