まなとくんとも仲良くなって
アドレスを交換した
すぐ後に

な、な、なんと、

[俺と付き合って]


いやいやいや
無理でしょ!
そんな急に

でも今ここで断って
空気悪くなっても嫌だからなぁ

[わかんない!]

これでいいよね?


それからしばらくして
トイレに行きたくなって

行ってくるけど
誰か行くひとー?

しーん。

ですよね。

1人でいってこよー


-----ガシっ

ん?誰だ?

「危ねえーから
一緒に着いてってやるよ」

え?まなとくん?
意外と優しいぢゃーん

って思ったのもつかの間。


ようを足した帰り道

-----ぎゅ


え?........??????
ま、なとくん?
なにしてるの?

いきなり後ろから
抱きつかれてびっくりして
ほとんど放心状態。
なにが起こってるの??


「さっきの返事聞かせて。
俺のこと嫌い?」

いやいやそんな急に言われてもなぁ

「あたしのどこがいいの?」

「一目惚れした。悪い?」

!?!?!?
もうわけわかんないよー
美結助けてー泣

とりあえず、
「皆のとこ戻ろ?
みんな心配しちゃうからさ!」

逃げるように歩いた。
そしたら手繋いで来ましたよ

なんだか夏の男子は
がっついてるなって
思った日だったよ。

みんなとこに戻ったら
ほとんど寝てました。

みなさん、ここ。
川ですよー?
風邪引きますよー!

誰も起きないし笑

まぁいっか!
あたしも寝ちゃお








・・・・寝れんわ!

そしたらゆうきくんが
起きてました

なんかこっち近づいてきた?

「まゆーちょっと話ししない?
いいんだったらこっち来て」

着いて行ったら
ベンチに座って話し始めた。

中学の思い出の話しとか
高校が楽しいとか
色ーんな話しをした。

そしたらね急にね
「俺、ずっとまゆのこと
好きだったんだよ?
俺ぢゃ駄目なのかな?」

えーーーー?
急にですか?


でもゆうきくんは、
あたしにとっては
大切な1人の友達

それはちゃんと伝えたよ

そしたら悲しそうな顔して
了解したみたい。

全然気づかなかった。

なんか美結のこと応援したのに
ちょっと気まずいな


それからゆうきくんとは
他愛のない話しを
朝までしてた。

そろそろ戻ろっかって
戻ったらみんな
眩しくて起きてたみたいで

暑くて死にそうって
ゆうくんが1人で騒いでる

そんなゆうくんをみて
少しドキッとしたのは
知らないふりをした。


みんなは用事がないみたいだから
今度はまなとくんの家に
行くことになった。

まなとくんは1人暮らしを
しているみたいで
両親は今は海外にいるそうだ。


みんな眠さをこらえて
まなとくんの家に
お邪魔することに。