「絶対...絶対迎えに来るから」

「ほんと?ほんと?」

「うん。だから、これをしずくちゃんにあげる。」


そっと翔くんが私の手に何かをのせた




ピンクの可愛らしいリボンだった。


糸くずがついてたり、ほつれてたりしたので翔くんの手作りだとわかった。





「絶対迎えに来るから」