「ねぇ!? どうして西村と仲いいの？」
えっ
なんか、怒ってる？
「ただ、喋ってただけだよ？」
「喋ってただけなんなら頭撫でられるな!!」
えっ!?
もっもしかして…
「しっと？」
「ばっ!? そうじゃねぇーよ!!」
「へぇ～そうなんだ。嫉妬したんだ…」
いつもやられてるから仕返ししても大丈夫だよね!!
「へぇ～ 好きなんだ。私を嫉妬するくらい… 好きなんだねー」
「っ!!」
くくっ!!
陵くん驚いてる～
いつも、やられてるし仕返しだぁ!!
でも、次の瞬間には、ニヤニヤした顔になってた。
あ
イヤな予感…………
「あぁ、そうだよ？大好きだよ？ でもさ、こないだ姉貴と買い物してただけなのに浮気かと思って泣きわめいたのって、だれだっけ？」
