「よろしくぅ!俺、須藤恋音です!」

かっこいい。思わず、そう思ってしまうぐらいの顔。

「君だよね!ここらで可愛い子って!」
えっ?違うんだけど。
「違います。そんな美人じゃないです。」
「でも、可愛いのには違いないって!自信持て!俺がついてるー♪」
そうやって、いきなり歌い始めた。
ギュッ!
「あっ!俺あんたのこと好きかも。マジで。とりあえず、彼女になれ!文句ないよな?」
「彼女になっていいの?」
「大歓迎!決まりっ!」

うっそ〜ん!うれしーい
もう、天国のぼっちゃう!



でも、私には言えない秘密があって。


実は、命はもう、一年しかなかった。