<<瑠瘉 分かった。屋上で待ってる>> 「はぁー」 今までの不安を吹き出すかのようにため息をついた。 良かった。 でも、これからが大変なんだよなー。 なんて言おう。 「う゛ー」 考えているうちに時間はどんどん過ぎていく。 「うわっ!やべぇー」 時計の針は2時を指していた。 こんなの俺らしくねぇよ。