涙が止まってからちょっと休憩して教室へ向かう。 玲央とは一緒のクラスだから行きづらい。 けど、これ以上可南に迷惑はかけられないと思い行くことにした。 ーガラ 教室のドアを開けると一番に目に入ってしまった。 玲央の周りにはたくさんの女の子たち。 「今日、玲央の家行くぅ!」 「え?何言ってるの?私が行くんだから!」 「私よ!」「私よ!」 玲央の取り合いか。