そして、洞窟に入った。 洞窟と言ってもそこは奥深くなく穴が開いているだけのところ。 「あー、怖かった」 「怖がりすぎ」 笑ながら言う玲央をにらんだ。 少しの沈黙。 その沈黙を破ったのは玲央だった。 「なー」 「どうしたの?」 ちょっと間をおいて話を続けた。