「....お....玲央!」



!!



篤志の声で夢から覚めた。



「大丈夫か?唸ってたぞ」



あの夢がもし現実ならば....。



俺は.....



「もう放課後だけど」



「マジかよ....」



あたりはもう暗くなっていた。



「かえろーぜ」



...俺はどうなっているかわからねぇ
だけど1つ確かなことがある。
それは、抱きしめるということ。