そんなことを言っているうちにご飯は食べ終わった。 「はぁー」 瑠瘉が気持ちよさそうにフェンスにもたれかかって景色を見ていた。 それを横から見ると雑誌を見ているような感じになって ちょっと顔が赤くなってしまった。 「どうしたの、玲央?」 瑠瘉が俺のそばに駆け寄り 俺の顔を覗き込んだ。 「み、見んなって!」 そういうと瑠瘉はもっと覗き込んできた。