そして、クラスが発表された。 みんな必死で自分のクラスがどこか確かめる。 俺は背が高いから背伸びをしてみていた。 「瑠瘉ー、違うクラスだね...」 隣では可南が瑠瘉に泣きついていた。 「最悪だー....」 「瑠瘉、何組?」 俺がそう問いかけると瑠瘉は笑顔で答えてくれた。 「5組だよ」 5組。俺は3組だった....