「玲央!今日ちょっとおかしいよ?大丈夫?」 「は?お前のほうが大丈夫?」 からかっただけだけど 一瞬、瑠瘉の顔は暗くなった。 でもそれは本当に一瞬のことで。 すぐにいつも通り怒ってきた。 「ばか玲央!もう知らない。可南ぁー!」 この時、俺はすぐ気付いていたらよかったんだな。 ごめん、瑠瘉。 俺お前のこと、何も知らなかったんだな....