そして私はもう一度目をつむった。



玲央との日々を思い出す。



冷たくされたこともあった。



優しくしてくれることもあった。



勘違いしちゃったこともあった。



でも、それでも、すべて。



玲央との思い出って思うと胸がくすぐったい。



「玲央....大好き」



「瑠瘉、俺も」



私たちは笑い合って抱きしめあった。