咲「ふふっ♪」

「なにがおかしいの?!」

咲「いや…、だって。美優ホントにかわったんだもん。何かあったの?」

「別に…」

なかったと言えば嘘になるけど…

咲「まぁ、いいや!教室行こっか!」

「うん!」


咲って客観的に見ればすっごくかわいい

髪は金髪のくるくるしてて目は二重だしメイクもケバくない

自分を持ってるって感じ

「ふふっ♪」

咲「どうしたの?急に」

自然と笑みがこぼれてしまった
たぶんそれはホントに笑っていたんだと思う

いついらいだろう?ホントに笑えたのは



これ…
雅竜のおかげだな…
たぶん



話したことでちょっとスッキリしたんだ

私には心の寄りどころがなかったから…
話したことで少し心にスキマができたんだ

お礼言わなきゃ…

「ごめんっ!咲!!ちょっと行ってくる!!」

咲「へっ!?どこに?」


そんな咲の言葉を無視して私は向かった


初めて会った場所へ