いつからだろう?本気で笑えなくなったのは

林「ここがお前の教室だ。じゃ、着いてきてな」

ガラッ

林「席座れー!転校生だ」

私は先生のあとについていく

男「かわいいなー」

男「あぁ、ほんとにな」

女「あーいうヤツって調子乗んだよなぁ」



まぁまぁみなさん、お褒めの言葉として受け取ります。


林「自己紹介」


…めんどくせ…


「桜木美優です!転校してきたばっかなんでわかんないんですけど…よろしくお願いします!」ニコッ


とびっきりの笑顔で自己紹介してやった


男「オオオオオオオォ」

なんか口笛?ヒューとか言ってる
んー、とりあ、ありがとうかな。


さてと、女の反応は…?

女「ま、ぁまぁいいんじゃないの?」


よし、
何事も第一印象が大切だからね


「先生、私の席って…」

林「あ、あぁ、お前の席は…あそこだ」

そう言って指差したのは窓側の後ろから二番目


窓側とか…ベタすぎる…

「はいっ!ありがとうございます!」ニコッ


林「じゃあ、今日も自習で」

先生出てった…
ラッキー♪

私は自分の席にカバンを置いて校内探検に出た

男「あれ?美優チャンどこ行くの?」

うるさい
勝手に名前で呼ぶな
キモイから

「んー、校内探検♪」ニコッ

女「美優ちゃん、」

ほー、女から話しかけてくるとは…

私、そんなに第一印象よかったんだなぁー

「なぁに?」

女「屋上は行ったらダメだよ?あそこには雅竜の総長たちがいっから」

ふーん、行くなって言われたら…

「ありがとう!教えてくれて」ニコッ



行きたくなるよねー♪


私は校内探検に出かけた