拓実「愛希…ソイツをそこに入れろ」

ガチャ

優が扉を開ける


ブンッ

「うわっ…!」


私の視界が回った

いや、私は宙に浮いた
愛希が私を投げたんだ…

ポスッ


ん…?
なんか…ふかふか…


あ、ソファーだ

愛希はキレイに私をソファーの上にほおりなげたんだ


ガチャ

鍵をかける音がした
来夜が鍵をかけた


「ねぇ?」ニコッ

昨日見破られたことなど忘れていて
笑顔を作り出した

「どうして私ここにつれてこられたの?生徒会室って何?あなたたち誰?」


最後の質問はいろいろな意味を込めてだった