校内は汚くなかった
どっちかっていうとキレイ…


そして私は今校長室前にいます…


えーと…入っていいかなぁ?

コンコン

「失礼します。今日ここに転校してきました。」

校長「おーおー!よくきたねぇ、入っておいで」


「失礼します。」


校長「さっそくだがもうすぐ授業が始まるからね、自分のクラスへ行ってもらうよ。」

校長…
頭はげてます…

まぁ、どこの学校もそうなのかな

でも優しそうな人だなぁ
ま、校長とか私に関係ない。

校長「君のクラスは2ーAだね。」

「ありがとうございます」ニコッ

さっさと出ようとすると

校長「あぁ。あ、そうそう君のクラスには雅竜という暴走族の総長やらなんやらいるからね、気をつけて。校長室出たら担任がいるからついていってね」


私は無言でソファーから立ち上がり校長室から出た


担任「俺がお前の担任の林だ、よろしくな!」


「はい、よろしくです!」ニコッ

担任「雅竜に気をつけろよ」

担任は聞こえるか聞こえないかぐらいの小さい声で話した


聞こえなかったフリをする




雅竜か…

最近なんか強くなったらしい


詳しく知らないけど…


目つけられなきゃ問題ないか!




この時の私はそう思っていた