いつからだろう?本気で笑えなくなったのは

咲「さすがね…、闇虎の総長。」

信用してた人に裏切られるほど泣きたいことはない

「私になんの恨み?」

心を鬼にして言った

咲「桜木真由子」

「は?」

咲「あなたのお母さんよね?」

「だったらなに。私はあんな人のことなんて…」

咲「真由子さんは私たちのレディースの前総長よ」

「だったらあんたもクスリとかやってるわけね。んで?それがなに?」

咲「真由子さんが…、あんたのせいで。。。、無期懲役になったじゃない!!!」

「私のせいじゃないわ!!!」

咲「うるさい」

咲の目からは涙が流れていた

その次の瞬間
咲は私に飛びかかってきた

私は顔面を殴られ、床に打ちつけられた

咲「立ちなさい」

私は言われた通りに立った

ドコッ

もう一発顔面を殴られた

次にお腹

ドコッ
ドコッ

何発も、何発も殴られた

五分ぐらい殴られていた

咲「なっんで…?」

咲は殴るのをやめた

咲「な…んで抵抗しないの?」

「信じてるから…」


咲は床にひざまずき、大粒の涙を流していた

別に私は咲の涙の理由は聞かない
慰めたりもしない

ただ、そこにいた