いつからだろう?本気で笑えなくなったのは

晴海「美優ー?一緒に帰ろー」

「ごめん、今日、提出あるから先帰っててー!!」

晴海「りょうかい♪」

はやく帰んなきゃなぁ

私は机に座り、提出のものを書き始めた

咲「美優?なにしてんの?」

…ッ…
なにこの殺気…

咲「大変だね、文化祭の日に提出なんて」

これ…咲?
とんでもない低い声で私に問いかける

この殺気…

「咲…?」

咲「ねぇ、美優。あなた今幸せでしょ??」

咲…
あなたなに…?

咲の顔は後ろにいるから見えない

咲「人の幸せを奪ってまで幸せ?」

「え…?」

もっと低くなり、殺気が二倍ぐらいになった
危険を感知し、私が振り向いた瞬間

ガッッ


「ちょ…っ、さ…き??」

私の首に咲の手が締め付けられた

咲「あんたは私の幸せを奪った」


ドコッ


咲「うっ…」


私は咲のお腹を気絶しない程度に殴った






あぁ…

神様は私を幸せにはしてくれないんだなぁ…


なんていじわるなんだろう…