優「拓実、大丈夫ですか?」

俺にそう言いながらもくすくす笑っている優。

愛希、優希は爆笑している


ふざけんなよ…

俺は蹴った女を見ると

愛希「すっげえ美人」

確かに…

整った顔に栗色のふわふわの髪が胸のあたりまで伸びていて人を引きつけた

ただ…


来夜「晴海、なんでここに!?」


拓、愛、優、優「「「「晴海!?」」」」


晴海「ごめんなさい、そこの銀色の髪の人。ドアが顔面に当たっちゃったみたいで…」


ん…?
この声

俺は顔の痛みを忘れて考えていた


晴海「って…、、、」


晴海、拓実「昨日の人!!!!!」


優希「なに?知り合い?」


拓実「ちょっとな…」

来夜「なんで?晴海、今日退院じゃ…」

晴海「抜け出してきたの」


優「とりあえず、自己紹介してくださいますか?」


晴海「んっと、私は北沢晴海です。元々は闇虎の幹部でした!!今日は雅竜の総長さんにお願いがあって」


拓実「なんだ?」

晴海「美優を…助けてほしいんです…」

拓実「は?」

晴海「聞きましたよね?闇虎滅亡の話。それを美優は今でも責任を感じています。」


晴海「だから…美優がフツーに笑えるようにしてほしいんです。私が言ってももうムリです」


拓実「なんだそういうことか…」

俺は雅竜のみんなを見て言った


拓実「あたりまえだ」


美優は俺が守る

このとき俺の心にはそういう決心がついた