拓実side*

俺たちはいつものように屋上にいた

愛希「拓実っ♪ゲームしようぜ、ゲーム!!」

拓実「やだ、めんどくせー」

優「そういえば来夜、昨日彼女さんはどうだったんですか?」

来夜「あー、昨日目覚めた。」

愛希「まじで!?よかったな!あー、俺も彼女ほしー」

優希「で、彼女どーしたんだ?」

来夜「今日退院なんだけど迎えに来なくていいって言われた」

優「心配かけたくないんでしょうね」

来夜「あ、そーだ。総長」

拓実「あ?」

急にこっちに振られてビックリした

来夜「美優のこと、助けてあげてって言われた」




はぁ??
なんでそれを俺に言うんだ?


まぁ…ほっときはしないけど

助けてあげろだぁ?
どーいう意味だ、それ


俺が扉にもたれかかりながら考えていると


コンコン


後ろからノックの音が聞こえた


俺は扉から遠のき、戦闘態勢にはいった
もちろんみんなも

?「すいませーん、誰かいますか?」


俺たちは誰も答えないし、動かない



バアアアアアアンッッ




目の前に扉が吹っ飛んできて、

バンッ

俺の顔面に当たりました



来夜「晴海!?」




晴海だぁ??
俺の心は一瞬にして最高潮の怒りに達した

来夜の彼女だろうが…
ぶっ殺す