しばらくして、

義父は家から出ていった。

というよりも、

追い出した。

元の部屋に戻った君達は、

少しずつ少しずつ、

回復していった。

よかった。

新しい妹は、

別名、

怪獣。

たまに噛む。

君達は必死に、

逃げ回ってたけど、

怪獣が眠ると、

怪獣のすぐ側で、

眠ってくれていた。

私の時と同んなじように。