――俺…かけてみます…。 もし自分の可能性をバスケに……。 ―――そして……バスケと結弦の想いを秤にかけていた俺を自分が……まだバスケを続けていく事に…………値する者なのかを………。 青空に飛び出つ雀達の中にギラギラと黒い瞳をつり上げたあの雲雀の姿を想いをボールと共に投げ出した。