スマホを見てみると藍姉だった



ピッ



黎「もしもし?藍姉?」

藍「あ、黎??」

黎「うん、そうだよ」

藍「あのねー?明日学校休みでしょ??」

黎「え、あ、そだっけ?」

藍「そうよ!明日は、土曜日よ?」

黎「あ、そうなの。わかんなかった」

黎「で、どうしたの??」

藍「あ、その事なんだけどねー。明日会って欲しい人がいるのよー!」

黎「・・・会って欲しい人・・・?」

藍「そう!」

黎「嫌だ・・・」

藍「大丈夫よ!あたしもいるし!あたしが居れば大丈夫でしょ?」

黎「うん・・・まぁ・・・」

藍「よし!なら決まりね。明日朝の9時に家に行くわね!」

黎「あ、うん・・・わかった」

藍「じゃあまた明日ね!」

黎「うん、わかった。また明日」


ピッ



あ、説明するの忘れてた。




藍姉こと


雨霧 藍(あまぎり あい)



僕のお姉ちゃん的存在



でもなんでも話せる訳ではない



信用している訳でもない



信用しているかと聞かれたら「少ししている」と言うだろう


まぁ、少しはしているからな






でも、藍姉のおかげだったのかも知れない


僕と君が恋におちたのは