初「早く消えてくんないかな」

茉「ほんと消えたらいいのにねー」

初「あいつが居てみんな迷惑してるって事、気づかないのかなー」

茉「さぁ?気づいてるっしょ!」

茉「それより、初花最高!!!!」

初「でしょー!」

茉、初「あはははは!」


何故か2人が笑った


黎「・・・・・・」


ガタッ

ガラッ

バタンッ



僕は、鞄を持ち席を立って外に出た



スタスタ



先「あ、如月、授業始まるけど、どこ行くんだ?」



歩いていると、突然話しかけられた


黎「気分悪くて、吐き気するから保健室行って来る」

先「分かった」


僕は歩きながら言った。

でも、保健室とか嘘。だって、追い出されるもん

そのままトイレに入った



ガチャ

バタンッ


僕はトイレの中に入るとすぐにカッターナイフをポケットから出した


チキチキ

スッ


黎「はぁ・・・落ち着く」


黎「あ、やばっ・・・」


切るのに夢中で、下に血が垂れている事に今気づいた


黎「拭かなきゃな・・・」




黎「・・・屋上行こっかな・・・」


そう呟くと屋上に向かった