・・・・







あ、あれ私今なんて言った?






確か、付き合っちゃ…





「う!???え、え、え、え!??」





なんてこった!!

口が滑った所じゃない!


どどどどどどどどどどどうしよう!

確かに付き合えたら付き合いたいけど、今言うことじゃない!
幼稚園児でもさすがに分かるよ!



と、とにかく撤回しないと!





「あ、あの、今言ったことは……」





風太を見ると若干驚いた顔をしていたけど、なぜか嫌そうな顔はしてなかった。


寧ろなぜか少し冷静で……





「いいよ。付き合おうか」






そう、言った。







「つ、付き合うって…え?それって?」

「何言ってるの朱里。男と女の付き合うなんて一つしかないでしょ?」





にっこり笑った風太。


逆に私は驚きすぎて口をポカーンと開けている。



いや、驚く他に何かある?

寧ろ驚かずにはいられない。