(短編)私と先輩の関係






恥ずかしすぎてまともに顔も見れないまま、忘れてください、と弱々しく口にして俯いた。


どうしよう・・・・


先輩は今、どんな顔してる・・・?




ぴたっ



突然頬に冷たい感触が・・・!

思わず身体を震わせて、顔を上げると、すぐそこに先輩の顔があった。

先輩が、私の頬に、触れている。



「顔・・・熱い」



そう、呟く。

きっと今、私の顔は、それはもう見るに耐えないほど真っ赤で、恥ずかしいことになっているはずなのに、、、



その、熱い視線から



目を反らせない。