なんて、私はすっかり油断していました。



「・・・・おい」



背後から声が!



「は、はい!」



水も出しっぱなしのまま、慌てて振り向くと、そこにはことを終えたばかりの紺野先輩が・・・!



もしかして、バレてた・・・・?



まずい、逃げなきゃ!


と、思ったときにはもう、遅かったようで


私の腕は、彼の手によって、動きを封じられていました。